Rikuzen-takata Youth Hotels (Disaster Remains)

2010年まで宿泊施設として使用されていたようです。
この建物のお陰で、奇跡の一本松が残ったという考えもあるようです。

東日本大震災の被害が想像できるとても有意義な場所だと思いました。

旧陸前高田ユースホステル。目の前はすぐ広田湾。沢山の旅人がここを利用した事でしょう。この建物のお陰で松の木が一本だけ残り、奇跡と言われ、人々に希望を与えました。不思議ですね。その奇跡の一本松と共に震災遺構として残され、震災の記憶を残す役割を与えられる事になりました。

津波の恐ろしさを感じる破壊された建物。奇跡の一本松の前にある震災遺構です。内部の見学はできません。道の駅に車を止めて歩いて10分ほどです。

遠くから見るとまるで最初からこういう形だったかの様にも見えるのですが、津波が地盤を浚って行ってしまい沈下した結果だそうです。しかし元々休業中で人的被害は無し。
奇跡の一本松はこの建物のおかげもあり残ったそうな。

何か災害がやってきたら鉄筋コンクリートの建物は頑丈で大丈夫、と思っていただけにショックを受けますね。
震災の時は休館中だったみたいで被害に遭われた方がいなかったのは不幸中の幸いでした。
建物の土台を崩す様にえぐられた地面に脅威を感じてしまいます。
"陸前髙田ユースホステル"は髙田松原津波復興祈念公園内にあります。
公園入口、駐車場からは徒歩で10~15分ほどのところにありますよ。
隣にはユースホステルの敷地内で残った"奇跡の一本松"がありますので、こちらも忘れずに押さえておきたいですね。

初めて訪れたのは６年前で、その頃は奇跡の一本松のあたりからしか見ることができませんでしたが、今回（２０２２年８月１７日）訪れた時は周辺がきれいに整備されて、ぐるりと全周を見て回ることができることを知りました。少し離れたところにある旧道の駅（タピック４５）と並んで、津波の威力のすさまじさを後世に残す遺構であると思います。ここを訪れる人は奇跡の一本松を目指してくると思いますが、これも深く感じるところがあります。

東日本大震災による津波によって崩壊する甚大な被害を受けた
津波の破壊力がどんなに凄まじかったのか、見た瞬間にわかった
本当に想像以上にでした　そしてその凄さがこの後延々と東北沿岸を走って知ることとなります
こちらの施設は大震災数ヶ月前に休業していたため人的被害は無かったそうです
奇跡の一本松は、ここユースホステル敷地内にあります

道の駅からこの遺構と奇跡の一本松まで遊歩道で歩いけます。中にははいれませんが、近くまで寄ることが出来ます。津波の力の凄まじさがよくわかります。

友人の話によると津波により上まで浸水したようで、高台まで距離もあり、格安宿泊所ということで自転車や電車の旅で来た方が多かったんじゃ…ということでお悔やみを申し上げます。
自分も海の近くに住んでいるので他人事ではないなと感じました。

30年以上も前に珠算の夏季合宿で利用しました。ラジオ体操やスイカ割りをした楽しい思い出が詰まった場所です。今でも鮮明に覚えています。見るたび心が痛みます。

色々な感情が出てくる場所です。

震災を受けても何とか崩壊せずにもの凄いバランスで当時の状況を伝えていると思っていましたが、昔の写真と比べるとエアコンダクトや室外機が破れてきていたり浸食してきた海水が澱んできている様に少しずつ時間を刻みだしている様です。

ただこれをこの先どうするのか、奇跡の一本松の様に無理やりモニュメントするのではなく何百年かかけて全てを海に返す計画なら素直に賛同します。

東日本大震災により原型をとどめないほどに破壊され、その後は震災遺構として保存されています。内部見学はできないものの、外から見るだけでも津波の恐ろしさを十二分に実感できます。
遺構は有名な「奇跡の一本松」の海側すぐにあります。この建物がなければ「奇跡の一本松」も流失をまぬがれず、名勝と謳われた高田松原はことごとく失われたことでしょう。
いまはまだここから見渡せるのは殺風景な堤防ばかりですが、堤防の向こうでは未来の松原を成す若木が育てられています。

奇跡の一本松のすぐ横にあるユースホステルの跡。ユースホステルがこれだけくずれているのに松の木が残ってるって、確かに奇跡ですね。