喫茶寒露

再訪
Bランチのスパゲティにしようかと思っていたのですが季節柄、ゆで卵とカボチャのグラタンに惹かれて今回もAランチとくるみのスコーンを。
出来立てアツアツでカボチャもほくほく、変にこねくり回して煩い味付けにしていない所がとても良いです。
ほんと、旨いのよ。
これは此れとして食べるのが私的には最高の食べ方だと思い、そういただきました。
ご飯のおかずにぴったりなのは、ナスとシメジの味噌和え。
味の濃さ塩加減とも絶妙で、これだけでご飯一膳いけます。
ちょっと珍しい人参とレーズンのサラダは、箸休め(と言いましょうか)にとてもよろしい味わい。
そして食事を終え、少し間をおいて出てきたくるみのスコーン。
これも出来立てで「スコーンてこんな美味しいものなんだな」と感じるものでした。

さて、こちらの建物ですが、栗沢にあった物をバラして柱や梁を磨き今の場所に運んで組み立て、再度柱と梁に磨きを入れたとのこと。
なるほど、それは綺麗な状態になるはずだ。
普通に新築で家を建てるよりは少し多めの出費って話でしたが、
破損させないようにバラし組み立てる技術を考えると実際のとこ、かなりのものだろうなと思って聞いておりました。
建物良し、
食べ物良し、
ご主人夫妻の人柄も良し。
素晴らしい。

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静かな住宅地にあります。
火曜午後2時到着。
入り口を入り内戸を開けると物静かなご主人が迎えてくれます。
靴を脱いで上がります。
入ってすぐに目に入ってくる現代の一般家屋とは違う高い天井の梁は、手入れが行き届いていてとても綺麗ですが、
その太さや質感から、とても長い年月が経っている物であろうことは一目で分かります。
古めかしい印象を与えない一方で建物の長い歴史を感じさせる。
ご主人に聞いたところ築年度は、大正９年というこちらの家屋。
とても素晴らしい改築の形だと思います。
奥様が水を持って来られたので早速、Aランチとホットコーヒー、さつまいものパウンドケーキを注文。
鶏を揚げている音が聞こえてきますな、などと思いつつ室内を眺めていると、
13分ほどでAランチが出来上がって来ました。
ぱっと見で、これが¥800のランチなのか！？という印象。
全体をとおして薄く無いし濃くも無い、とても良い絶妙な味加減と塩加減。
メインであろう揚げ鶏のキノコあんかけは、はっきりした味付けのあんで御飯にぴったり。
これにスープだけでも成り立つレベルです。
これに優しい味付けの煮物と白菜のマリネ、レモンの香りとほのかな酸味がたまらないサツマイモのレモン煮。
どれもが旨い。
量的にも感覚的にも重くならないかつ、物足りなさを感じないって食事を求めていたので、とても良い具合でした。
食事を終え一拍おいて、パウンドケーキケーキとコーヒーが運ばれてきます。
さつまいもパウンドケーキは、水分が少ない系の優しい甘さの物。
挽きたてのコーヒーは、クセの無い誰もが飲みやすいタイプ。
とても良い組み合わせになったな！さすがおれ！と自賛してしまいましたよw
なんだかんだでコーヒーを飲み終わった時には、結構な満腹感でした。

帰り際に聞いたところランチメニューの注文に時間の限定は無いらしいです。
とは言ってもランチメニューを頼むなら閉店１時間ぐらい前までが常識でしょうし、ここはパッと食べてパッと出るような事をするには勿体ない場所。
ただ静かにちょっと、ゆっくりさせてもらうのが良い店。
そんな風に思いました。

この辺りでは15時頃はどこも閉まっていて、片っ端から電話してようやく食事できるところ見つけました。
するととても居心地の良いおしゃれなお店ではありませんか。厚真にこんな良いお店があったとはビックリです。

テーブル席が4席、ちゃぶ台テーブルが1席
外見とは違う和洋折衷を織り込んだ
クラシックの音楽が流れてたりと
個人的には好きな喫茶店でした。
暖房は薪ストーブが燃えていて暖かいです。

地元です。内装も古民家を移築していて、落ち着ける場所です
ランチも、飲み物も丁寧に、作られていて美味しく、ほっこりします。

手作りの美味しいランチがリーズナブルに頂けます。

冷房があったらもっと居心地が良くなるのでは。

とても居心地の良い店内と美味しい食事に大満足です。今回はAランチセットをいただきました、味付けも量も良かったです。時間はデザートを楽しみに行きたいと思います。