Jinguji Temple

屋根が傷んだ仁王門前にロードバイクを置いて草生い茂る参道から境内へ向かうと、一部石垣が崩れた御坊の塀があり、この時点でなんとも言えない郷愁を感じさせてくれます。本堂は立派な古刹で本堂裏の苔むした木々が良いです⭕
お水送りのお堂周りは古の神様の世界できっと木霊（こだま）が住んでますね🤫

シーズン外れの訪問で観光客も少なかったですが、おかげで非常にゆったりとお参り出来ました。お水送りの寺として有名ですが、それに関係なく本堂の凛とした雰囲気が非常に居心地のよいお寺さんでした。

神宮寺は神と仏が同居する、今では珍しい寺である。明治政府のとった神仏分離策によってほとんどなくなった形態。国家神道が盛んな戦前までは同居に否定的な人も多く、寺の維持に苦労したと聞く。
神宮寺は、東大寺のお水取りに使われる香水の源泉として知られる。神宮寺に湧く井戸の水を上流の鵜の瀬という場所から遠敷川に流す「お水送り」の儀式が毎年行われる。この地と奈良が地下で通じている、という伝説による。
神宮寺の謂れについては、白洲正子の「十一面観音像巡礼」の「若狭のお水送り」に詳しいほか、五木寛之の「百寺巡礼」第2巻北陸編に収録された「神宮寺」が分かりやすい。
尚、こちらでの参拝は神社と同じく二拍が推奨される。
本堂には仏さまと神さまが並列に祀られている。
本堂横の枝垂桜と裏山にそびえる古木に圧倒される。

毎年三月二日に、奈良東大寺へのお水送りが行われる。

霊応山神宮寺といい天台宗のお寺になります。
御本尊は薬師如来です。
元正天皇(女帝)の勅願により奈良時代の和銅七年(741年)に若狭国一の宮(若狭彦神社)の神願寺として、泰澄大師の弟子である沙門滑元により開創されたと伝わります鎌倉時代初期に寺号を若狭彦神社別当寺神宮寺と改めました。
神宮寺は室町時代の天文二十二年(1553年)に越前国守護の朝倉義景公の寄進により再建されました、当時から本堂は現存していて仁王門(山門)とともに国の重要文化財に指定されています、最盛期には七堂伽藍と二十五坊の子院を有していましたが豊臣秀吉の時代に寺領没収に遭いさらに明治初頭の廃仏毀釈によって寺は衰退してしまいました。
神仏習合のお寺で現在も神事を執り行っていて本堂には注連縄(しめなわ)が飾られています、奈良東大寺二月堂で執り行われる儀式「お水取り」に欠かせないお水「お香水」はこの神宮寺で執り行われ採水され「お水送り」と呼ばれます。
本堂の須弥壇中心に大きな薬師如来坐像が鎮坐しそれを取り囲む様に十二神将像が安置されています、左手には僧行基が元正天皇をモデルとして刻まれた千手観世音菩薩が安置されています、長年秘仏であったため鮮やかな色彩が残されていてその脇侍に不動明王像と毘沙門天像が祀られています，さらに右手には神宮寺に祀れている神様の名前が書かれた掛軸が三副掛けられています。
神宮寺所蔵の「木像男神像」は衣冠束帯の像高四十九センチメートルの像であり、「木像女神像」は小袿姿の像高五十一センチメートルの像です、室町時代初期の作で若狭一の宮の神宮寺奥之院に伝わる神像とされていて国の重要文化財に指定されています。
本堂は間口約十五メートル・奥行約十七メートル和様を主体に木鼻に天竺様繰形、唐用束梁などの大陸の技法も用いられている折衷様の建物で建坪百十坪です、神宮寺は小浜の他のお寺とは異なり内陣に入ることも撮影も禁止です外陣から静かに参拝(拝観)します、神様と仏様が同居する場所であり参拝するときは柏手(かしわで)を打ちます。
仁王門(北門)は鎌倉時代末期再建の単層屋根の切妻造、和様柿葺八脚門の建物で両端に至徳二年(1385年)造立の木像金剛力士像を一対安置しています。

二月堂にお水を送る為の水を取る場所です。お寺としては、そんなに大きなお寺ではありませんが、境内の中の木々の力が凄く、異世界に入ったような気持ちになります。訪れた時はゴールデンレトリバーが居て、とても愛嬌よくお迎えしてくれました😊

紅葉を探してめぐりあった、最強スポットです。人は少なく、でも風情と、癒される風が最高です。1時間ぐらい滞在していました。御朱印もカッコよくて、とても良かったです。

福井県にある若狭神宮寺へ初訪問でした♥とても天気の良い暑い日でした☀こちらのお寺は、奈良のお水取りの際のお水を送っているお寺とのこと👀💕実際にお水が湧き出ている場所も見ることができます♪ 自然が豊かで、お寺全体に神聖な空気が溢れていました😌御朱印は、入口近くの受付で頂けます✨

古寺100選の一つ。境内はとても綺麗に整備され心地よく散歩できます。

お水取り神事で有名な若狭神宮寺。
その寺域はかつては広大だったようで、国の重要文化財の立派な仁王門が300mほど離れたところにぽつんとある。
こちらも重要文化財の本堂の柿葺きの屋根からは昨夜染み込んだ雨が雨垂れとなって落ちている。本堂内も見学できるが中は撮影NG。格子扉越しに仏像を拝観。
重要文化財指定の男神像、女神像は非公開なのだろうか？見れなかった。

少し手前にある昔の山門前の石柱には「國寶本堂・・」とあり、以前は国宝だったのかな。　とにかく、この山門から本堂までの距離を見ても大いに栄えたであろう往時がしのばれます。　訪れた時は紅葉が最高の季節で素晴らしかったです。

紅葉🍁を期待して行ったわけではなかったのですが
思いもよらず紅葉に感動してしまいました
お水送りの御香水も柄杓を貸して頂き飲むことができました
素晴らしいお寺でした

門からの眺めがきれい、本堂も重厚で厳か。一点、ほとんど解説板がないのが残念でした。一部壊れかけの塀などがあり、日本の末路を予感させる意味でも良かった。

素晴らしい寺院。
スダジイが有名だが、寺院の奥の杜がとても神聖な雰囲気をかもしだしている。ぜひ訪れてほしい場所

2020年12月8日参拝
西国33所観音霊場巡礼夫婦旅の29番松尾寺から30番竹生島へ移動の途中に参拝。雨で残念でしたが、それでも紅葉が美しかった。
お水送りの『鵜の瀬』にも訪問。

若狭の神宮寺を 拜仏しました。神仏混合が未だに残っていて薬師如来を拝むのに、柏手を打って拝みます。

紅葉の終盤の日暮れ時にお伺いしました。内陣だけ灯りがともされ、荘厳でした。

まず人が少ない。
とても静か…。

そして、入口の紅葉が、本堂の横の赤もみじが大変美しかったです。
敷き詰められたもみじの絨毯。
もう少し早ければイチョウも黄色く色づいていたようです。

大満足の紅葉の名所ですね。
素晴らしかったです…

樹齢400年近い苔むした巨木も素晴らしかった。ものすごい自然の逞しさを感じました。😳

受付の方、ご住職？の方も、
お寺の説明を丁寧にしてくださり、
親切でした。

駐車スペースが限られています。8台ぐらいですかね🙂

1200年続く「お水送り」は五芒星の中心を貫く中心線上の小浜神宮寺から真南に位置する熊野大社までの中心線に平安京、平城京、飛鳥京が存在し、10日後にお水が取られる奈良東大寺二月もその線上にあるという厳かで伝統ある行事。

天台宗の寺で神仏習合の寺院です。　参拝者は柏手をうつ珍しい寺院です。　庭を含めて隅々まで大変綺麗に清掃されてびっくりです。