Nichihara Station

2013年に遠景を道路よりパチリ。真っ直ぐな赤茶けたレールの色は哀愁を誘いますね！

郵便局が併設されており、そこの職員さん（って言っても応対する人は郵便局員ではなく近隣の方々による業務委託っぽい）が切符の販売をしてくれる。山口線山口駅以北では希少な有人駅。
営業時間は8:00〜16:45で、定休日は記載されてなかったものの郵便局の定休日と同じと考えるとほぼ年中無休と考えて良かろう（年末年始あたりは怪しいが）。

トイレはある。それなりに綺麗だが暗くまた山が近いため虫が潜んでいそう。
お店の類は無く、駅舎を出て道路を挟んだ所にジュースの自販機が1台あるだけ。その他、券売機・ゴミ箱もない。

天文台がセールスポイントの地区らしく、この辺りは「星のふる里」と謳われている。以前来訪した時は天気と時間の都合で天文台への来訪は叶わなかったが、ご縁があればまた日原を訪れたい。

素朴な駅

清潔な、広い待合室です。今、屋根の工事中でしたが、タクシーの都合で早くついたにも関わらず、駅員の女性も、ご親切でした

簡易郵便局併設、切符販売もしています。天井高く、気持ちのいい木造建築です。

ひっそりとした山口線の無人駅です。

駅員がたまにいる。

この駅は山口県岩国市にある岩国駅と繋がる「岩日線」と繋がる予定でした（終点は益田駅）。岩日線はその後1980年に国鉄改革の余波で廃止となり、現在は錦川清流線として岩国駅と途中の錦町駅とを結ぶ路線となっています。（錦町駅以降の岩日北線の路線の一部は、トロッコ列車が時々運航されている）。
岩日線として繋がる予定だった駅ということで一度は行ってみたい場所ではありました。島根県の津和野町はかつての交通の結節点としても栄えていた場所でありますが、正直なところ、利用者の数を考えれば岩日線の廃止は、当然の判断だったのかもしれません。
駅と言っても、郵便局の方がメインで、切符の販売などもついでに行われている程度です。改札にも人はいません。小さな駅ですので跨線橋などもありません。周囲も静かで、どこにでもある田舎の駅といった感じです。もしここが本当に岩日線として繋がっていたら、路線維持のための費用はかなり苦しいものとなっていたのではないか、と想像できます（現に錦川清流線も開業以来一度も黒字化していない）。
鉄道のことはあまり詳しくありませんが、ここに来たことで何か胸のつかえがとれたような気がしました。日原は天文台がある場所ということでも有名ですが、駅前に店とかビルが建つと天体観測もやり難いかなと思います。静かな田舎の駅のままでいることが正解なのかもしれません。山口線もかなり厳しいと思いますがね。

綺麗な駅です。
トイレ、自販機あります。
待合室は広くベンチもあります。

星空のきれいな街です。

エアコンほしい。