Joshuota Biotope Sato Parking Lot

以前車の運転中　お腹のスクランブルに襲われた時　お世話になった赤色灯の設置されたトイレ。　聞き慣れないビオトープと表示された看板に水飲み場。冬の晴れた日　車内から眺める景色は動かない語らない眠らない三拍子揃ってしまった無機質の主役達が待ち受ける。そこへカラスを筆頭に野鳥達　散歩の達人　遠くに走る車の脇役が演出する有機的な舞台の開演。その日はなんとカラスが目の前で　スクランブル発進　しかし　離陸角度が急過ぎてあえなく失速　忽ち地面に不時着。カラスも木から落ち　カラスも筆の過ちを犯すのか···ニュートラルでアクセルを踏むみたいに　急いでも焦ってはならない。風の中　葉のない木々は寒そうだが　車中には陽射しが差し込んで　とても落ち着けるスポット。生物社会の生息空間と言う意味を持つドイツの概念をビオトープと言うらしい。生態環境に配慮した太田市の事業だろう。なのでトイレの施設内にマムシが彷徨く可能性があってうっかり安心も出来ない落ち着ける筈の珍しい便座···〇〇〇が出るか蛇が出るか!　野外にも注意喚起にマムシの看板も。藪塚ジャパンスネークセンターにあるマムシの血清にはお世話になりたくはない···な~んて車内から贅沢に思う。朝日が豊かで　下腹部の赤色灯が回り始めた時はともかく　何となく僅かな仕合せを提供してくれて少し機嫌を取り戻せる大きくない駐車場。　手毬花の転がる季節　駐車場で雨音に囲まれる車中　周りを見て紫色を探し続ける。降水確率80％の閉ざされた世界もしばらくして　目の前のトイレでは野鳥が足繁く···羽繁く動き回る。巣造りに励むツバメ　屋根の上の雀他　ひとまわり大きな翼を広げると白っぽいメッセンジャー　トイレの中でも傘は欠かせないよと。

特別な物は有りませんが、散策や小学生の勉強兼ねた遊びにお勧めです。

場所の名称に関する情報が現地に一切ないんだけど、この名称で正しいのかねぇ？

基本的には、道が狭いので車通が少ないし、静かなのは静かなんだけど、昼間は直射日光を遮るような木々も無いし、夜は虫が多いだろうことは想像できるんで、長時間の休憩や寝泊まりするような事には使うことは出来ないでしょう。トイレが設置されていて便利では有るんだが・・・

ビオトープを楽しむにしても、良いタイミングで雑草が刈り取られた後じゃないと、池周辺を廻って楽しむ的なことは出来ない。

トイレが汚い！
駐車場とトイレが存在価値なのに