Chichibu Shiritsu Kagemori Junior High School

旅立ちの日にが生まれた中学校です。
校門近くに校歌と旅立ちの日にの歌碑が並んでいて、
学校の外からも見えます。

卒業式定番ソング旅だちの日にが創られた学校です。

卒業式の季節に必ず思い出す旅立ちの日に!秩父のこの地で誕生した。素晴らしい!

校舎の内装に県産木を多く使用し、落ち着いた空間になっています。

生徒さんの挨拶がよく出来ていて活発な活動をされている様子が感じられます。

『旅立ちの日に』（たびだちのひに）という合唱曲は、1991年に埼玉県秩父市立影森中学校の教員によって作られました。先人の苦労と生徒たちの想いが、今後も連綿と続いていくことを希望します。

ここは卒業式の定番曲「旅立ちの日に」が創られた学校です。1991年当時に音楽教諭であった坂本浩美先生から校長の小嶋登先生に対する「卒業生に歌を贈りましょう」との話しから始まったもので、小嶋先生は一晩で詞を書き上げたものの多少不満足な出来上がりと感じていたそうです。その後坂本先生により曲がつけられて完成しました。3年生を送る会では当日までコッソリ練習していた先生方によって歌われて喜ばれたそうです。1992年の卒業式では「旅立ちの日に」が生徒側の手に移り定着していきます。

1992年に音楽教諭向けの情報誌「教育音楽」に掲載され、全国に知られる事になります。この時に合唱アレンジされ、その後は全国各地の学校で演奏されています。
作詞の小嶋登さんは2011年1月20日に逝去され、四十九日に際して私は秩父市立影森中学校にある歌碑を取材しています。東日本大震災が起きたのは、その翌々日ですが、この時に秩父市役所が被災しています。

＊＊＊歌詞の「限りなく青い空に」については当初「限りない青い空に」となっていて、その後修正されています。この件についてはビデオ映像が残っています。合唱は音楽用語では「歌う」ではなく「演奏する」と言います。声が楽器という考え方です。＊＊＊