Masanori Elementary School

おれは昔、美和町の卓球クラブに入っててここの体育館で一般のおじさんおばさん達と練習をしていたことがある。

あとの思い出としては、おれの同期でここの出身の奴らは男女問わず良いやつが多かったのは良い思い出だ。

1995年頃の話ですが、40代位の無精髭を生やした男性教師Hからいきなり呼び出しを受けました。
下級生の子のランドセルを、下校中に田んぼに放り投げた奴がいたそうです。

どういう経緯かは分かりませんが、私ともう一人が容疑者になり、追及を受けました。
私にとって寝耳に水であり、このようなことは私としても許し難い行為だと思います。
しかし、先生は事情を聞く前から私達を犯人だと決めつけており、既に怒り心頭のご様子。
さらに、私はたまたまその被害者の子と知り合いで、たまに一緒に下校したり遊ぶ仲であったので、事実としてそのことを告げると、先生は私のことを完全に犯人だと確信し、私だけ集中砲火を受けることになりました。

私がどんなに否定しても、先生はまったく聞く耳を持ってくれず、何としても私に自白させようと追及を緩めませんでした。
無実の証明ほど難しいことはなく、怒り狂う先生を前に、これからどうなるんだろうと、とても怖い思いでいっぱいでした。

「お前、嘘だったらどうなるかわかってるんだろうな？」
「はい」
「どうなるんだ！言ってみろ！」
「えっと…、怒られると思います」
「お、おう…」
（至極当然の回答に意表を突かれたためか、何故かここだけタジタジ）

一方的に犯人と決めつけられたショックと恐怖で、詳しいやり取りは覚えていませんが、この最後のやり取りだけは鮮明に覚えています。

私が何か悪い事をしたのでしょうか？
先生にとって、私はそんなことをする人間に見えたのでしょうか？
私の言うことは全く信じてもらえないのでしょうか？
下級生をいじめるなんて…、特に知り合いだったので、被害者の子の事を思うと、余計にショックでした。

本人に聞き取りした結果、人違いであった事が判明したようで、結局、この日以降、呼び出しを受けることはありませんでした。
（何の連絡も謝罪も一切ありませんが、後日私がたまたま被害者とすれ違った際、そこに居合わせていた別の先生が私を指さして本人に何かを聞いていて、本人が首を振っている状況があったため、冤罪と判明したのだと思います）

これで私の無実は証明されましたが、ただ、先生からの謝罪の言葉は一切ありませんでした。
ろくな調査もせずに、人を犯人と決めつけて叱りつけるなんて、どうかしてます。
しかも自分の過ちを認めずに謝罪にも来ないなんて、教育者として、それ以前に人として、あり得ないでしょう。
相手が子供だからとなめている証拠です。
まぁ、私もいちいち親に告げ口するタイプではなかったので、損な性格でしたが…。

あれから随分と時が経ちましたが、大人になった今でもあの時のことが悔しくて悔しくて、フラッシュバックしてくる瞬間があります。
大きな心の傷として残っています。
どうして一言の謝罪もできないのか。
その先生はもうとっくにご退職なされていることでしょうから、今となっては私が疑われた経緯を知りたい、謝罪を求めたいと思っても難しく、時間が経ち過ぎていて今さら訴えることも不可能です。

ただ、教育現場でこうした過ちが繰り返されないためにも、記録としてここに残しておきます。
H o Z u M i 先生、あなたは忘れても、私はあの時のことを忘れていません。