Chitose Park

旧岩崎城主の居城跡にある公園。ちとせこうえんと読む。普段は閑静な公園だが藤まつりの季節は花を楽しむ人が多く訪れる。藤棚は全部で7つ。中央の階段ではなく左側の坂を登ればすべての棚を見るのに効率がいい。
本丸奥の階段を下れば皆瀬川の河川敷沿いの道に下りられる。北側の高台からは皆瀬川を手前に十文字の街並みを望む絶好のビューポイント。
駐車場の目の前にある八幡神社脇を奥に進むと巨大な鹿島様のわら人形。合わせて見学したいところだ。

かしま様は想像以上の迫力で大満足。

初めて伺いました。
まだ満開ではなかったけど、それなりにキレイな藤の花が咲いていました。ただトイレは和式なので、足の悪い私には利用できません。あと、観光地化されてないのか周りの雑草など手入れはされてないようなのが残念でした。ほかのお花でも咲かせて手入れされてたらリピートする人が多くなる気がします。
高台になってるので皆瀬川も見れて気持ちがよかったです。

❶【参考　千年公園　雄勝郡郷土史資料　1975年】

千年公園

岩崎霊符森の一帯を公園としている。
盛淵のあたりより妙見社の境内まで藤の古木つるをのばして、藤花の名所として古来有名である。

水神社

3社あり。いずれも岩崎霊符森にある。

[鎮座地]　岩崎霊符森
[祭神]　水波能売神（ミズハノメのカミ・水の神）、高霊竜神（龍神）、岩崎道基の女藤原能恵姫（※1）

❷【藤原能恵姫　　秋田の昔話・伝説・世話話　口承文芸システムより】

昔、岩崎城主に能恵姫という美しい姫がいた。姫が三歳のころ、乳母が小さい白蛇に「姫の大便の始末をしてくれたら嫁にやる」と冗談で言うと白蛇は便の始末をするようになった。やがて能恵姫は十六歳で輿入れの途中、皆瀬川で舟が転覆し行方知れずとなる。ある年、智学法印という人がさがり淵で山刀を落とし拾いに行くと能恵姫が水底の岩穴に立っていた。乳母の約束で龍神の花嫁となった姫は、形見に櫛と笄（こうがい）を渡す。姫の菩提を弔うため龍泉寺が建立された。

鹿島様が２体安置されていて、伝説「能恵姫」の像や「玉子井戸」も残っています。井戸の中がよく見えず少し残念です。

公園内で一番高い、岩崎城跡に行くと、皆瀬川、奥羽本線、横手方面が一望でき、良い景観です。行ってみて下さい。

桜の季節がおわって、銀杏やモミジの新緑と一緒に藤の花が咲き始めるこの季節は、鳥の声も聞こえたりして、とても爽やかな気持ちになりました。

藤の花がきれいだった。良い香りだった。

だけど、公園と呼ぶにはちょいと狭い。

藤が有名な公園ですが、桜を見に訪問。こんなに綺麗な桜と景色なのに観客は少なくゆっくりと過ごせました。

藤の花は終わってました。
また来年を楽しみに！