Sumeragiatosanshoren Temple

手入れが行き届いた美しいお寺さんです。御本尊は鎌倉後期作の木造阿弥陀如来立像。53㌢ほどの檜の小振りな仏様ですが、均整の取れた非常に美麗なお姿です。

ここで初めて「豊後国二孝女」の物語を知りました。この手の話は大抵盛り盛りの寓話が多いのですが、青蓮寺でそのエピソードを綴る古文書が見つかり実話と判明しました。
江戸文化年間とは言え、22才と19才の娘が臼杵からこの地まで1200㌔も父親に逢いに行く旅を遂げたとは驚きです。瀬戸内海には海賊まがいもいますし、大井川も渡りますよね。ちょっと感動しちゃいました。

曝涼中は地域の皆さんがもてなしてくれて、茶会やら温かいけんちん蕎麦の販売もあり、とてもほのぼのとした雰囲気です。姉妹都市となった臼杵市から届いたカボスも買っちゃいました。

親鸞聖人の関東時代における高弟のうちの一人、性証（証性）房の「青蓮寺」を訪問いたしました。
（福島県棚倉の「蓮生寺」と開基様が同じな感じがします）

一回訪問させて頂きたいと思い調べてみますと、青蓮寺の位置は常陸大宮駅からも常陸太田駅からも非常に遠く歩いて行ける距離ではありません。
どうしようかと思っていたのですが、枕石寺様のお力添えで今回訪問させて頂くことができました。
（二十四輩寺院は横のつながりがありますので大変有難く感謝しかありません）

お寺は久慈川の支流である山田川沿いの春は桜花爛漫、風光明媚な里山にあります。
（ちょうど桜の時期に訪問しましたが、数百年にもわたる時間の推移にも変化することがなく穏やかで美しい花々に囲まれた平和な別天地のような感じもしました）

お寺に到着いたしますとご住職様が待っておられ、本堂にてご本尊様を参拝させて頂きました。
御朱印も頂きまして、お経もあげて下さりました。

また、教えを学ぶということに年齢は関係なく、様々な方が真宗の教えを学びに来られるという話も聞きました。

非常に優しい住職様でその他にも色々お話をして下さり、お忙しい中丁寧に対応して頂き有難うございました。

集中曝涼で行ってきました。
像高53.5cmのご本尊（阿弥陀如来立像）を真近で見ることができてとても良かったです。

大分県臼杵市との縁で竹宵燈明祭りも開催されました。二孝女物語がしのばれます。

浄土真宗の寺院さまですが御朱印いただけます
御本尊様も参拝できました

豊後国の二孝女の里（常陸太田市　青蓮寺）
文化8年（1811年）に豊後国臼杵（現大分県臼杵市）の姉妹「つゆ」と「とき」が，親鸞聖人の遺跡巡拝の旅の途中に病気になり青蓮寺（現常陸太田市東蓮地町）で世話になっていた父初衛門を迎えるために，約300里（約1200キロメートル）離れた青蓮寺へと のお話だそうです。

近くのゴルフ場にランチ、帰り寄ってみました。御朱印を頂きお話しを聞いてきましたよ。とってもいいお寺さんです。イチョウが色づいて綺麗でした。春　枝垂れ桜を見に伺いたいと思います。

11月21日初めてのライトアップ。22日に秋のお庭を見物に伺いました。

紅葉が綺麗です

綺麗に整備されてます。